日本女子大学 文化学科ナビゲータ

感性の旅に出てみませんか?

先生のコメント

美学は美も扱います。ですが美ばかりを研究するものではありません。美学は広く感性の学問です。西洋の18世紀近代を中心に、美学(エステティクス)は、美のみならず、崇高さ(例えば恐怖)や滑稽さ、動きの(例えばダンスの)美である優美、かわいさ、キッチュなどの感性的価値をめぐって考察を重ねてきた学問です。例えば、「美学II」という科目で実際にとり扱うのは、〈美人とはいかなる存在なのか〉あるいは〈見られる立場の女性パフォーマー(アイドルやアーティスト)は見る立場の男性観客とどんな関係を歴史上取り結んできたのか〉などの問いです。ところでみなさんはお寿司を食べるとき、いまださび抜きですか?そうだとしたら、みなさんの舌はまだ新しい感覚に開かれる手前の段階にあるといえるでしょう。そのままではもったいありませんよ。そして、このことは味覚に限ったことではありません。視覚、聴覚、触覚、知性も絡まった感性の遊び、、、講義やワークショップの場でみなさんと精妙でダイナミックな〈感性の冒険〉に旅立ってみたいと望んでいます。

主な教員:山田忠彰、田中久文、木村覚

主な科目:「美学」「芸術資料フィールドワーク」「美術文化史」「表象文化史」「イタリア芸術文化史」「芸術思想史」など